やくー

薬学部4回生によるブログです。

薬学部で留年するデメリット!

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どこかで、「薬学部は留年が多い」という話を耳にしたことがありませんか。

「薬学部は6年間なのに、さらに留年したら大変だな」と思うかもしれません。

薬学生が進級するためにどのように単位をとっているのか、留年のボーダーラインはどのくらいか、薬学部の気になる留年率について詳しくお伝えします。

 

 

 

留年すると友達ができない?

 
まず、「留年すると友達ができないのか」という点についてお伝えしていきます。

結論からいうと、「留年した人が1人で講義を受けている」のを見かけます。
やはり、今までの友達を大切にするので、新たに友達を増やそうとする人はあまりいません。

ただし、1回生を再び、という場合は友達ができないことはないと思います。1回生は友達を作りたいと誰もが思っているので皆フレンドリーです。始めは学籍番号をお互い知らないので、留年だと気づかれることもありません。私も留年していた人で、とても仲の良い友達がいます。

とは言っても、学籍番号の近い人と仲良くなるという友達の作り方ができなかったり、グループで講義や実習を受ける場合には大学が適当に留年者を割り振るため、その都度関わらなかった人達のグループに入らなければならなくなるなど、辛いことは多いと思います。

また、留年する理由が成績が悪かったからなのか、大学受験のために在籍だけして講義を受けていなかったからなのか、実際は分かりません。自分で言わない限り、成績が悪いと思われてしまっているのかもしれません。

講義にでず受験勉強して不合格となり、諦めて一年遅れで講義を受けると、先に書いたようにつらいこともあると思いますし、講義に出ていて医学部に合格した友達を知っているので、大学受験のために在籍だけして講義を受けないのは、個人的におすすめできないなと思います。


薬学生は進級するためにどのように単位をとるのか


6科目のうち3科目を選択すること!などと指示された通りに履修申告、受験申告をすれば、単位を取り忘れることはありません。

ちなみに選択科目は1回生では2割ほどです。

選択科目は薬学と関係ない内容で、興味を持てないこともありますが、だからといって、必修科目同様に落としてはいけないので真面目に勉強しましょう。

選択科目にはレポートのみの科目や、堅苦しくなく覚えることも少ない科目が多いと感じます。良い息抜きになっている学生も多いのではと思います。

 

薬学部の留年のボーダーライン

 
1年次では10単位ほど、4年次になると余裕がなくなり5単位ほど落とすと留年になります。

留年まではいかなくても、何個か再試になったとTwitterで報告していたり、落としたんだとぽろっと言ってくれる友達もいます。
そんな時、自分は運が良かったとしみじみ思うし、友達で協力して過去問を回したり、一緒に勉強したりしようと改めて思います。

次は、実際に留年してしまう人はいるのかお伝えします。

 

薬学部の留年率

 

私の大学で1回生では
40人に1人くらいが留年でした。

私の知っている人の中にもいないですし、本当に稀なことだと思います。
もし、友達が留年してしまったら自分のことのように悲しいと思うので、本当に良かったです。

一方、退学は20人に1人くらいでした。

最初から大学に一度も来ていなかった人や、他の大学に受かったからという人が多いのだと思います。
他の大学に受かった人には、心からおめでとうと言いたいです。退学というのは、新しい道に進むことだと思うので、そんな人がたくさんいて良かったと思います。

特に私の大学には魅力的ではない点があるので、退学が多いのはとても納得できます。
私も、他の行きたい大学に受かったなら、退学したいと思ってしまいます。というのは、苦労して勝ち取った合格で感謝しているので、口には出しませんけど、1年通うと誰でも思ってしまうものではないでしょうか。


まとめ

 
今回は留年についてお伝えしました。

普段、留年や退学でいなくなってしまった人のことは友達と話しませんが、
私は仲良かった人が退学したので、よく夜に布団の中で寂しいな、どうしてるかな、一緒に過ごしたかったなと思ってしまいます。

他の大学に移った人のことを考えると、人それぞれ歩む道は違うんだと思い知らされますし、
留年する人もいると思うと、真面目に講義に出ようと思います。

私の大学のみの話なので、一般的な傾向とかはお伝えできませんでしたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました。