やくー

薬学部5回生によるブログです。

壁掛けテレビの取り付け位置!DIYで壁を補強!

壁掛け金具を使って、テレビを壁に設置する方法を分かりやすくお伝えします。

  • 壁にネジを打つ位置の決め方
  • ネジの長さ、太さ
  • 必要な材料、工具

などについて詳しく説明します。

 

壁掛けテレビの金具は、壁に取り付ける金具と、テレビに取り付ける金具から成り、この2つの金具を合わせて固定することで、壁とテレビを固定します。

様ざまな商品がありますので、耐えられる重さ、変えられる角度の範囲などから、自分に合ったものを見つけてみてください。

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それでは、壁掛けテレビの金具を使ってテレビを壁に固定する手順を説明します。

まず、壁に器具をネジで固定します。

 

ネジを打つ場所

壁の内部には間柱という木の柱が数十cm間隔で入っており、家の強度を高めています。

テレビを設置するためのネジは、柱のある場所に打たないとしっかりと固定できません。

壁内部の構造、胴縁・間柱の探し方を説明します。

 

壁内部の構造

壁紙の中には石膏ボードという強度の弱い板が一面に入っています。

石膏ボードは強度が弱いので、ネジを打つのに適していません。

よって、石膏ボードのより奥側の、胴縁または間柱を通るようにネジを打つ必要があります。

 

胴縁・間柱の探し方

胴縁、間柱は壁の内部にあり、どこにあるか見ることはできませんが、

専用の器具を使って柱の位置を特定することができます。

器具は、壁に針を刺して調べるタイプと、センサーで調べるタイプの2種類あります。

下地探し

まずは、針を刺して調べるタイプの「下地探し」について説明します。

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針を刺して調べるタイプは、センサーで調べるタイプより、値段が安いのでオススメです。

しかし、壁に針を刺すため、新築の方など針の後が残るのが嫌だという方にはオススメできません。

このように、針の跡が残るので、家を傷つけたくない方はやめておいた方が良いです。

また、正確に柱の位置を把握するためには、数十回針を刺すことになるので少し時間がかかります。

針の跡も残さず、素早く柱の位置を見るけるためには、次に紹介する「下地センサー」がおすすめです。

 

下地センサー

次に、壁を傷つけることなく調べる「下地センサー」について説明します。

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下地センサーは、壁に沿わせて動かすだけで、柱の位置を見つけると教えてくれるので素早く見るけることができます。

木の柱以外にも、金属やACライブワイヤーなども検知できるようなので、少し高いですが1つ持っておくと役立ちます。

 

壁掛けテレビの金具のネジの位置が、間柱・胴縁に合わない場合

金具のネジの位置が、間柱・胴縁に合わない場合はどうしたら良いのでしょうか。

間柱・胴縁にネジを打てないと、強度が弱く心配です。

この場合は、木の板を壁と金具の間に挟み、壁を補強することで解決できます。

 

SPF

SPF材(木の板)をホームセンターで用意し、木ねじが間柱または胴縁の位置に当たるように固定します。

水平に固定するためには、水平器を使いましょう。

 

SPF材の幅は間柱・胴縁の間隔より大きくものを選ぶよう、お気をつけください。

私は胴縁の間隔が23cmだったため、SPF材の縦の幅が23cmより大きくなるよう選びました。

写真では、2枚のSPF材を使っていますが1枚でも問題ありません。

  • SPF材:幅は胴縁(23cm)より大きくする、厚さ2cm

 

木ねじ

SPF材を固定するために木ねじを使います。

木ねじは、SPF材(2㎝)+石膏ボード(1.25cm)+間柱(10.5cm)または胴縁(2cm)を通るよう、できるだけ長いものを選びます。

太さ4.2mm、長さ65mmの木ねじを使いました。

木ねじが太い方が強度は上がりますが、太いほど、打った瞬間に間柱・胴縁が割れる可能性が高くなります。

木割れないよう、木ねじを打つ前にドリルを使ってねじの70%の径の下穴を開けておくことをおすすめします。

また、ねじの先端に切り込みが入っていて、ねじが穴を開けながら入っていくタイプのねじを選ぶと、木割れしにくくなります。

 

SPF材が固定できたら、手前に金具を木ねじで固定します。

こちらの木ねじ(太さ3.3mm、長さ45mm)を使いました。

器具に開いている穴より木ねじの頭が小さくて器具を固定できなかったため、ワッシャーも使いました。

このようにねじにワッシャーを通し、器具を固定します。

 

コンクリート打ち放しの壁

コンクリート打ち放しの壁にテレビを設置したい場合、コンクリートアンカーというネジを使って器具を取り付けます。

コンクリートアンカーは、プラスチック製の太いネジと、その内側に入れる金属のネジで1セットになっています。

まず、ハンマードリルでコンクリートを砕きながら穴を開けます。

次に、プラスチックの部分をハンマーで打ち込み、その内側に金属のネジを打ちます。

 

では、次にテレビに器具を取り付ける方法を説明します。

 

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このように4カ所で器具をテレビに取り付けます。

器具の穴が大きく、ネジが抜ける場合は、ワッシャーを使います。

ネジが長すぎる場合は、スペーサーを使います。

 

完成

2つの器具を壁とテレビにそれぞれ固定できたら、いよいよテレビを壁にかけます。

このように引っ掛け、下の部分に見えているネジで固定します。

 

私はこちらの壁掛けテレビの金具を使いました。

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参考になれば幸いです。

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