やくー

薬学部4回生によるブログです。

比旋光度の公式を2つの書き方で説明!単位は何?

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比旋光度の公式です。
単位も覚えましょう。

ただ、公式の書き方が2パターンあります。
紛らわしいですよね。。。
紹介していきます。

暗記してしまいましょう。

[α]={\frac{100α}{cl}}

[α]:比旋光度
α:旋光度
c:濃度(g/ml
l:セル長(mm

よく見る公式です。

ポイントは、分子の100を忘れないことですね。
また、セル長の単位はmmですので、気をつけましょう。

濃度の単位も念のため暗記しておきましょうね。

 

違う書き方では、

[α]={\frac{α}{cl}}

[α]:比旋光度
α:旋光度
c:濃度(g/ml
l:セル長(dm

分子の100がなくなってしまいました。

その代わり、セル長の単位がdmになっています。
dmとは、1dm=10cmです。
つまり、1cmのセル長であれば、0.1dmですね。

濃度は変わらずg/mlですので、安心です。

 

二つあるうち、上の書き方で覚えれば大丈夫。
2つとも覚えると、混乱してしまうので、上のだけ覚えることをおすすめします。

こちらも参考にしてみてください。

第98回薬剤師国家試験 問98 - yakugaku lab

ちなみにこの問題を下の公式で解くと

[α]={\frac{α}{cl}}

45.5={\frac{αᴅ}{0.01a}}

になります。

困ってる人がこれで助かったら嬉しいです!

 


あとがき

5カ月ぶりです!お久しぶりです。皆さんお元気でしたか??

コロナもかなり私たちの近くまでせまってきていますが、いかがお過ごしでしょうか。

私は通学で毎日、人とかなり接近する状態になりますが、運よくなのか、かからずにいます。

大学の生徒が感染したというお知らせは数回聞きましたが、対面の講義で、無事試験も終わりました。

4月までは家で大半を過ごせるので安心です~。

皆さんも感染せず快適な日々を過ごせますように!

 

読んでくれてありがとうございました!