こんにちは!薬学部のももかです🌸
今日は「フォルハルト法」についてまとめていきます。
薬剤師国家試験でも出題される「沈殿滴定」の一つですが…
🔸 名前だけ聞いてもピンとこない
🔸 チオシアン酸?銀?鉄?どれがどこでどう働くの?
そんな人のために、ゴロ・図解・原理の流れをわかりやすく紹介していきます◎
📖 目次
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フォルハルト法って何?
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語呂:「推しはチオシアン酸、ハルト君💘」
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フォルハルト法の流れ
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どんな場面で使う?
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原理をもっと深く理解したい人へ
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ミニテストで確認しよう!
1. フォルハルト法って何?
フォルハルト法とは、過剰の硝酸銀に対して、未反応分をチオシアン酸アンモニウムで逆滴定する方法です。
つまり:
① 試料中にハロゲンイオン(例:Cl⁻)がある
↓
② あらかじめ多めの硝酸銀(AgNO₃)を加えて反応させる
↓
③ 余ったAg⁺を、チオシアン酸アンモニウムで逆滴定する
↓
④ 最後に赤色沈殿(Fe³⁺とSCN⁻)が出たところで終点!
2. 語呂で覚えよう!
推しは、(=チオシアン酸)
ハルト君(=フォルハルト法)💘
【ポイント】
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「推し=チオシアン酸」 → 滴定に使う液体(SCN⁻)
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「ハルト=フォルハルト法」 → 名前を結びつけてイメージ!
3. フォルハルト法の流れ
📊 簡単フロー図
4. どんな場面で使う?
📚 フォルハルト法は、分析化学や定量分析の基本なので、薬学部では絶対に押さえておきたい!
5. 原理をもっと深掘りしたい方へ🔍
🧠 外部リンク:
▶️
この記事では、
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なぜFe³⁺を使うのか
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なぜ前もってAgNO₃を加えるのか
など、背景までしっかり理解できます◎
✅ 6. ミニテストで確認!
Q1:フォルハルト法で逆滴定に使うのは?
A:________
Q2:終点で現れる色は?
A:________
(答えは記事の一番下に!)
✨まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
対象 | ハロゲンイオン(Cl⁻など) |
滴定剤 | チオシアン酸アンモニウム(SCN⁻) |
指示薬 | Fe³⁺(赤色沈殿で終点) |
手法 | 逆滴定法 |
📝 過剰Ag⁺ → 滴定 → 終点で赤色 という流れをイメージで覚えるのがコツ!
💬 最後に…
私自身、最初は「銀とチオシアン酸と鉄…関係が混乱!」ってなってました😅
でも図と流れで整理すると、スッキリ理解できるように!
読んでくださってありがとうございました🌼
良ければコメントで感想、ぜひ教えてくださいね◎
✅ ミニテスト答え
Q1:チオシアン酸アンモニウム
Q2:赤色沈殿(Fe³⁺+SCN⁻)