Clausius-Clapeyronの式を習ったとき、複数の表し方があり混乱した方がいるのではないでしょうか。
「実習の時はこう習ったのに、講義で違うように習った。」
「先輩が作った過去問の答えと、自分が習った式が違う。」
「教科書は違う文字を使っている。」
こんな疑問を解決しましょう。
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Clausius-Clapeyronの式は
私が習ったものだと、2つの書き方があります。
こちらの画像の1段目の2つの式です。
左の方が一般的のようです。
青いマーカーで引いた部分だけの違いとなっています。
このように、どちらも両辺を積分すると同じ式が出てきます。
また、教科書では右の一段目の式の
「L」を「ΔvapH̄」と置き換えたものが載っていました。
Lは分子蒸発熱です。
ΔvapH̄はモル蒸発エンタルピーです。
おそらく同じことだと思われます。
蒸発熱を求めるために必要
どんな場面でClausius-Clapeyronの式を使うのでしょうか。
私は実習で、温度Tと蒸気圧Pから蒸発熱Lを求める際に使いました。
試験でも出るので、薬学生には必須なのかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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