ジピベフリン
開放隅角緑内障に対して使用する。
作用*1
交感神経非選択性刺激薬
- 毛様体α2受容体を刺激し、房水産生を抑制する。*2
- 強膜血管β2受容体を刺激し、血管を拡張させることで房水の流出を促進する。
禁忌
ジピベフリンは、急性閉塞隅角緑内障の発作を起こすことがあります。
閉塞隅角緑内障の方には禁忌です。
理由
ジピベフリンは、交感神経非選択性刺激薬です。
よって、α1受容体にも作用します。
瞳孔散大筋にあるα1受容体が刺激されると、上の左側の図のようになり、隅角が狭くなります。
隅角が狭くなると、急性閉塞偶角緑内障が起こってしまいます。